2011年08月26日

大雪山グランドトラバース 〜70キロの歩み〜 (長文あしからず)

今年も
「PEAKS」の取材山行に行ってまいりました!

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昨年は、
旭岳〜トムラウシの山行。

今年は、
なんと、
大雪山グランドトラバース!
ロングトレイルの取材です。

“グランドトラバース”
神奈川県ほどのサイズのある大雪山
南北距離約70キロを歩く、
まさにトラバース。
その途中には、100名山も含む、大雪山系の山々を登り下り。
カムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)と呼ばれる
沼や高山植物の花が咲き広がる
お山の上の極楽浄土(??)

そう!
登山者にとっては、憧れの山道なのです。

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昨年、
私と山婦人(サンフジン...*Over 山ガール年齢)の友達2人で、
このグランドトラバースを計画していたのですが、
台風やらで、悪天候のため、断念。

山の技術的には難易度低いですが、
気象が一番難しい大雪山。

標高も低いし、
見た目も厳しくなさそうな大雪山に軽装備でくる登山者。
そんな人達に、

“Daisetsuzan Bites You"
(大雪山は、あなたに噛みつく。)

などと、グランドトラバースを毎年している
NZ人のガイド友達が話していました。
日本人より寒さに強いといわれる外国人は、
かなり軽装な人が多いのですが、
天気が良ければOK.
悪天候になれば、やっぱり厳しいです。

もちろん日本人ならなおさら。
ただの怪我でも、救助のヘリが飛べない悪天候だったら、
低体温症になり死亡する例も。

今回も、情報収集不足だったのか、
寝袋持たずに、小屋に泊まりにきて、
「寒い〜」と、予定を変更し下山しているおっちゃんに会いました。

本州の山小屋のように、管理人がいるわけでもなく、
本当に小屋だけなので、食料、水、寝袋、テントなどすべて自分で担ぎ、
70キロ歩きます。

今回は、
なんと!4泊5日のかなり健脚者向けの山行。
1日
10時間以上歩く日が3日ほどありました。

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「よくわからないんだろうな〜」というようなあいまいな天気予報は、
まさにその通り。
東北に停滞している前線のしわざで、
天気が良くなったり、
悪くなったり、
そして、予報もコロコロ変わる。
20キロを、
雨に打たれながら歩いた日もあり、
心までびしょぬれになりそうでした。

やはり、
大雪山。。。
今まで、強風、寒さなど
色々な厳しい気象に遭遇してきましたが、
今回のロングトレイルでは、
「いかにドライに保つか」ということが重要でした。

ドライに保つことは、大変難しく、
雨にぬれ、露で湿った装備達は、日に日に重くなり、
そして、
ちょっと冷たい風が吹けば、体力も心もやられます。

そんな体験をし、
あらためて、大雪山の素晴らしい景色とともに厳しさも実感しました。

「取材」だったため、
青空を求められましたが、
やはり大雪山らしい、結果となりました。

天気だけは、
ガイドの力では、どうにもならない。
とは、わかっていながらも、
相手のニーズに対応するのがガイド。
自分の、ガイドとしての力量(特に判断力)を感じた山行でもありました。

今回、
このトラバースを一緒に歩いたみなさん、
ありがとうございました!

そして、
大雪山
私にとって、
いつまでも憧れです。

*今回の取材は、来年のPEAKS6〜9月のどれかに載るようです。

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管理人さんがいる白雲小屋のまわりには、クモイリンドウ。大好きな花です。


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秋の風に変わり、そしてウラシマツツジが紅葉はじめ・・・

posted by Mitchy at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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