2011年04月25日

Day 34 - 42

80時間のウィルダネス ファーストエイド (野外救急法)
のコース。

日本では、消防上級、日赤、メディカルファーストエイドのコースを受講したことがありますが、
雪崩講習と同様に、救急法も、何度学んでも、ためになります。

この野外救急法のクラスは、
大変楽しみにしていたコースの一つ。
医療用語など、覚えることがたくさんあり
また試験に備え、毎晩徹夜の日々。
チャレンジなコースではありましたが、
バックカントリー環境の設定で、
山道具や衣類を利用した救急手当の実践など、
大変興味深く、また、以前よりも、もしもの時への対応の幅が広がりました。

コースの内容は、
・バックカントリーアクティビティの事前準備について
・浄水方法など
・アセスメント(傷病者の状況や環境把握、対応や退避の判断などの評価方法)
・頚椎固定
・バイタルサイン(生命兆候)と全身触診
・CPR(心肺蘇生)
・AED
・経口エアウェイ
・酸素吸引方法(酸素ボンベや様々なマスクの使い方など)
・ショック
・整形疾患と固定方法(複雑骨折、骨盤、大腿骨、頭部、肋骨など)
・脊椎損傷の評価、対応、固定、パッケージ
・脱臼
・内臓の損傷と対応、固定
・呼吸器系、脳、消化器、循環器系等の傷病
・寒冷障害(低体温症、凍傷、熱中症、脱水、溺水など)
・落雷
・やけど、紫外線障害
・高所障害
・アナフィラキシー
・服用薬
・妊娠中の病症と分娩
・野生動植物のリスク
・感染症
・トリアージ
・パッケージと搬送
・遭難時の対応と捜索

など

上記の内容を、室内の座学と野外での
実演トレーニングをしました。

傷病者の評価(アセスメント)は、重要で、
野外設定の場合は、特に、脊椎損傷への配慮を常に行います。

野外では、
救出・搬送まで時間がかかるケースが多いため、
意識レベルやバイタルサイン(脈拍など)の評価くり返し行い、
傷病者に変化がないか、また、悪化させないための対応と
ともに環境への安全管理をくりかえし確認します。

また、アレルギーや薬の服用、過去の傷病の記録、
最後に飲食した時間など、問診をし、傷病者への対応をします。

座学ですが、分娩の仕方を習うとは、
大変びっくりしましたが、そのようなケースにあわないとは
かぎりませんから、たいへん勉強になりました。

講習に参加すれば、資格を取れるわけではなく、
筆記と実技の試験がありました。

結果は、まだわかりませんが、
ともかく、かなりディープなコースで、
充実した時間でした。

ご参考までに、

■日本人初国際山岳医になった大城先生の山岳医療HP
札幌での山岳レスキュー研究会の講習で、大城先生の低体温症の講習を
受けましたが、大変感銘しました。

http://www.sangakui.jp/


■日本でも野外救急を受講できます。

www.fujiyamaguides.com/jp/firstaid/index.html








posted by Mitchy at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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