そうそう・・・
友達の結婚式に集まってきた人達の中に、
シルバー色の編みバックを持った女の子を発見。

その素敵なシルバー色のバックは、
プラスチック買い物袋で編まれていました。

一度、ナイロビの外国人が行くスーパーマケットで、
えらく高い値段で売られていたのを見たことがあったけど、
こんな田舎で見られるとは。
あのプラスチックの袋で
こんなおしゃれなかばんを作ってしまうなんて器用ですよね。
そして、結構頑丈です。
「エコ」を意識しているというよりも、生活の知恵です。
ケニアでは、
「エコ」=「環境のため」という発想よりも、
お金がかからない生活のために色々工夫しているようです。
新しく物を買うのではなく、あるものをうまく工夫して再利用。
ビニールサンダルも、
壊れたら皮で補強して修理して履いている人を多くみます。
今日も、KWSで働いている同僚達が、
「水や牛乳を入れるのに使える」と、
外国観光人客が捨てていったペットボトルを拾っていました。
ケニアの町や道端はごみがいっぱいで汚いと嘆く隊員もいますが、
ごみ文化を持ってきたのは、やはり先進国の現代文明。
そして、私達にとって「ごみ」であっても、
ケニア人にとっては、「お宝」になりうるものがいっぱです。
(私達が捨てたごみをあさっているケニア人がよくいます。)
日本では、お金を払って「エコ」の物を買う時代になりましたが、
そもそも、生活のために(=お金がかからないように)物を修理し、
再利用しているケニアのほうが、よっぽど「エコ」っぽいと
ケニアに来て感じます。
もちろん、ケニア人は「エコ」のためにやっている訳ではありません。
し、
ケニア人の生活の中にも、環境に負荷がかかることもありますが、
「環境のため」というだけで、生活スタイルを変えることは
なかなか難しいですね。
こう書いた私ですが、Anti-Ecoではありません。
できることは、やっていこうと思います。
posted by Mitchy at 00:00|
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日記
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